2012年03月16日

ドコモが“導線”を作る――スマホの利用シーンを広げる「NFCタグ」


Mobile IT AsiaのNTTドコモブースでは、NFC関連のサービスを展示している。
NFCには「ICカード」「Peer to Peer」「リーダライタ」という3種類のモードがあるが、今回はリーダライタ機能を活用する「NFCタグ」関連のサービスを中心に紹介していた。



健康機器との連携を紹介する「NFC×ヘルスケア」というテーマのコーナーでは、「NFC Dynamic Tag(FeliCa Plug)」と呼ばれるタグを搭載したオムロンヘルスケアの血圧計(HEM-7250-IT)や体組成計(HBF-208IT)との連携機能を紹介。
体組成計のタグにFeliCa/NFC対応のスマートフォンをかざすと、体組成計で計測したデータをスマートフォンで読み込める。
これらの製品は病院で導入されているほか、一般向けにも発売中。
日本で発売されているスマートフォンでは「GALAXY NEXUS SC-04D」や「GALAXY S II LTE SC-03D」などがNFCを搭載しているが、標準でリーダライタ機能を持つNFC端末なら、アプリを起動せずに端末をかざすだけで情報を読み取れる(FeliCa端末はアプリの起動が必要)。
会場ではXperia acro SO-02C(FeliCa端末)とSC-03D(NFC端末)でデモを行っていた。
また、NFC Dynamic Tagを搭載した健康機器のデータをFeliCa/NFC端末で受信するアプリの開発用ソフトウェア「NFCヘルスケアライブラリー」をソニーが提供しており、こうした取り組みもNFC・健康機器連携の追い風になりそうだ。



NFCのリーダライタ機能を利用したタグでは、街中にあるポスターに端末をかざして映画の情報を入手できるなど、さまざまなWebサービスやアプリを使ってもらうための導線になる。
ブースでは、ドコモの3Gモジュールを搭載した日産の電気自動車「リーフ」の、充電やエアコンなどを遠隔で操作できるアプリを連携させたタグを展示。
スマートフォンをかざすと「日産リーフ」アプリが立ち上がる。
ちなみに、持ち運び可能なタグにスマートフォンをかざと特定の機能やアプリを呼び出せるソニーモバイルの「SmartTags」(海外向けに提供)も、このNFCタグの仕組みを利用したもの。
アラームの設定、取扱説明書を読む、テレビのリモコンを使うなど、端末側で一切操作をせずにショートカットとして活用できるのがNFCタグの利点。
さらに、NFCタグは形、大きさ、デザインなどを自由に決められるほか、アクリル、ガラス、木板、金属など貼る材質も選ばない。
電源も不要なので街中に設置しやすい。
ただし「金属の上に貼る場合は電波干渉を起こす恐れがあるので、わずかに隙間を空けている」(説明員)という。



NFCタグは、ドコモが提供している「ICタグ・バーコードリーダー」アプリを利用すれば、FeliCa端末からも読み取れる。
同アプリはバックグラウンドで動作するため、インストールされていればアプリを起動せずにタグを読み取れる。




NFCタグを使った“リアルなショートカット”も紹介されていた。
ボードの上に貼られた「おかあさん」「おとうさん」「おてんき」「せつめいしょ」「メール」などのNFCタグ入りのシートに端末をかざすと、母親に電話をかける、天気予報を見るといった操作画面に移行する。
会場では「MEDIAS LTE N-04D」を使い、ICタグ・バーコードリーダーアプリで読み取るデモを実施。
このアプリでは、発信する電話番号を変えるなど、タグの情報を書き換えることも可能だ。
近い将来、らくらくホンを使っているようなシニア層もスマートフォンにシフトすることが予想されるが、NFCタグが“らくらく操作”の一助になりそうだ。
NFCタグを起点とした利便性の高いサービスの登場も期待される。





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2012年03月15日

au版「iPhone 4S」、Eメールのリアルタイム受信開始――KDDIが設定方法を案内


3月13日から、au版「iPhone 4S」でEメール(〜@ezweb.ne.jp)のリアルタイム受信が可能になった。



これまでのEメールは15分間隔で受信をする仕様だったが、3月13日から提供されている「Eメール」アプリ用のプロファイル(設定情報)をインストールすることで、au版iPhone 4Sでもリアルタイム受信が可能になる。
まず「メッセージ」アプリを立ち上げ、あて先に「#5000」、本文に「1234」と入力して送信をすると、メール設定URLが送られてくる。
URLにアクセスして「Eメール利用設定(リアルタイム受信設定)」→「設定する」→「メールアカウント自動設定を行う」をタップする。
その後、「◎Eメール(〜@ezweb.ne.jp)」のプロファイルをインストールして「完了」を押せばよい。
なお、ここまでの設定は無線LANをオフにして行う必要がある。



設定後のメールボックスには旧アカウント「Eメール(〜@ezweb.ne.jp)」と新アカウント「◎Eメール(〜@ezweb.ne.jp)」が混在する(違いは「◎」の有無)。
表示が紛らわしければ、「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「Eメール(〜@ezweb.ne.jp)」で「メール」をオフにすればよい。
ただし旧アカウントで受信したメールは表示されなくなるので、旧アカウントのメールを確認する際はオンにする必要がある。
旧アカウントと新アカウントで送受信したメールを新アカウントに統合することはできないが、メールボックスの「全受信」を開けば、新旧アカウントのメールがまとめて表示される(Gmailなど他のメールも混在するが)。



リアルタイム受信をするにはメール/連絡先/カレンダーの「データの取得方法」で「プッシュ」をオンにし、「手動」にチェックを入れればよい。
「詳細」からは、Gmailなど他のメーラーごとに「プッシュ/フェッチ/手動」の設定ができる。
受信したメールは他のアプリと同様に、バナー表示、ダイアログ表示、ロック中画面に差出人、本文の表示が可能だ。



ソフトバンクのiPhoneで提供されているMMSにないEメール(〜@ezweb.ne.jp)の特長として、(3Gをオフにした状態で)Wi-Fiのみでの受信と通知、デコレーションメールの受信、最大3Mバイトの大容量添付ファイルの受信が可能である点が挙げられる。
MMSでは現在、Wi-Fiのみでの受信はできず、デコレーションメールは画像としてバラバラに表示され、受信可能な添付ファイルの容量は最大300Kバイトに限られる。
ただ、KDDIはメッセージアプリでキャリアメール(〜@ezweb.ne.jp)を利用できるMMSの準備も進めており、国際SMS・ビジュアルボイスメールとあわせ、3月中をめどに提供する予定。
その際、ユーザーはキャリアメール用のメーラーとしてEメールアプリ/メッセージアプリのどちらかを選ぶ必要がある(詳細はMMS対応時に案内される)。
MMSの仕様はソフトバンク版と同様。
現在、au版iPhone 4Sのメッセージアプリで利用できる機能はSMS(i)とiMessageとなる。なお、Eメールでの絵文字表示は1月27日から対応している。




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2012年03月13日

au Wi-Fi SPOTのスポット数が8万を突破


KDDIが3月12日、auスマートフォン向けの公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」のスポット数が8万を突破したことを発表した。


au Wi-Fi SPOTは、パケット定額サービス「ISフラット」か「プランF (IS) シンプル/プランF(IS)」利用者が、auスマートフォンから無料で利用できるサービス。
2011年11月24日に5万スポット、12月28日に6万スポット、2012年2月17日に7万スポットを突破した。
2月17日以降は、コンビニ(ローソン)の店舗内や、鉄道(横浜市営地下鉄、名古屋鉄道、阪神電気鉄道)の駅構内やバス(名鉄バス)でも利用可能になった。
3月1日からはauスマートフォンに加えて、PCやタブレットなどもう1台のWi-Fi対応機器でau Wi-Fi SPOTを利用できるようになった。


KDDIは今後もau Wi-Fi SPOT設置を進め、2012年3月末までに約10万スポットの設置を目指す。



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